配管工の仕事とは? ロボットにできない職人技の世界
- 春香 新道
- 3月25日
- 読了時間: 4分
こんにちは!北栄パイピング採用担当の奥村です。
「配管工」と聞いて、ぱっと仕事内容を想像できる方は少ないと思います。実は皆さんの身近で生活を支える仕事なんです。
そこで今回は「配管工」の仕事についてご紹介します!
配管工の仕事とは?
水道やガス、空調などの配管を建物内に設置していくのが配管工の主な仕事です。
一見シンプルに見えるかも知れませんが、実は高度な技術と経験が求められる専門職。
特に、配管の溶接はロボットでは対応できない部分が多く、職人の腕が試される場面がたくさんあります!

仕事内容をざっとまとめるとこんな感じです。
✅水道・ガス・空調配管の施工
図面を見て、現場で水や空気、ガスのための配管を設置します。
住宅、大型ビル、工場など色々な現場で活動しています。
✅配管の溶接・接合
管のパーツをつないでいきます。当社では自社工場であらかじめ部品を組み立てるので、現場での溶接・接合作業は最小限です。
この工程では、水漏れや空気漏れなどを防ぐため、溶接やフランジ接続、ネジ接続など、様々な技術と正確さが必要になります。
✅メンテナンス
既存の配管の修理やメンテナンスをします。
配管に不具合がないか点検・確認し、老朽化した部分の修理や交換をします。
「ロボットには配管工の仕事ができない!?」その理由とは!
ロボットやAIが進化し、飲食店でも配膳ロボットが当たり前のように動き回っている現代。
「配管工の仕事も、そのうちロボットができるようになるんじゃない?」なんて思っている人もいるかもしれません。
でも、配管工の仕事はロボットが代わりをすることはできないんです。
なぜなら・・・

✅ロボットには丸い形の配管の歪みを補正する技術がないから!
実は平面や直線がメインの「鉄骨」の溶接はロボットでもできますが、「配管」の溶接は今のロボットの技術では難しいんです。
配管は丸い形をしていて、わずかな歪みやズレが必ずあります。それを補正しながら正確に溶接していく細かい作業には、人の手が必要なのです。
✅ロボットは現場ごとに異なる状況判断ができないから!
建築現場では、毎回異なる状況にスピーティーに対応する必要があります。
配管の長さや角度、設置場所の確認など、その場で判断して作業を進めないといけません。
ロボットではそこまでの対応ができないので、「経験に基づいた職人技」の見せ所になります。
配管工として活躍するには?
配管工という職人の世界、少し気になってきませんか?
当社では、未経験からスタートして現場で活躍している配管工が多くいます!

✅現場で経験を積む
最初は簡単な作業からスタートし、少しずつスキルアップしていきます。
先輩の技術を見て学ぶことも大切。経験豊富な先輩がアドバイス・サポートしてくれますよ。
また、当社は県内でもトップクラスの施工実績で、最新設備の入った工場なども多く手がけるため、ハイレベルな経験を積むことが可能です。
✅資格を取得する
・配管技能士(国家資格)
・溶接技能者資格
・高圧ガス製造保安責任者など
資格を取得することでより高いレベルの仕事を任されるようになり、キャリアアップにつながります!
当社社員の平均資格取得数は8資格!未経験からスタートした人も、現場で必須の高所作業車やフォークリフトなどから1つずつ取得し、着実にスキルアップしています!
最大15万円の資格取得祝金もあるのでモチベーションにもなりますよ。
✅最新の技術を学ぶ
配管工の世界も日々技術が進化しています。
新しい溶接技術や材料について学ぶことで、より高いレベルの仕事ができるようになります!
配管工はロボットにはできない「人間の仕事」
配管工の仕事は、ただ配管をつなぐだけではありません。
高い技術力と正確な作業、経験に基づいた判断と対応力が求められる専門職です。
ロボットに代わりができない「職人技」が光るこの仕事。
一流の配管工を目指して、ぜひ挑戦してみませんか?
先輩のサポートや資格取得支援が充実している当社なら、未経験からでも専門性の高い技術を身につけた「一流の配管工」を目指せる環境が整っていますよ◎
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